気持ちを引きずらないためのテクニック

目次

1.パーキングとは?

2.パーキングを使った切り替えの例

3.まとめ 

 

1.パーキングとは

パーキングという気持ちの切り替えのメンタルスキルがあり、パーキングとは気になってしまう思考を一度頭の一部にパーキング(駐車)すること。

その気になってしまう思考や感情については後で考えるようにします。

頭の一部にパーキングすることで、他のことに集中できる頭の状態を作り出します。

もがく宇野昌磨、「弱さ」から抜け出すための決断 - その壁を超えてゆけ~アスリートはいかに課題解決したのか - スポーツコラム : 日刊スポーツ

 

2.パーキングを使った切り替えの例

サッカードイツ代表のミロスラフ・クローゼ選手はブレーメンでプレーしていたシーズンに全く事実でない噂に悩まされていましたが、大衆紙に「妻がチームメートと不倫関係にあり、妊娠した」という記事が出され、完全な嘘の記事ですが、クローゼ選手はプレーに集中できなくなりスランプに陥ってしまいました。

メンタルコーチにパーキングを行うよう教えてもらいクローゼ選手はこれを実践して少しずつ調子を取り戻し、その後クローゼは2005-06シーズンにドイツリーグの得点王や2006年W杯で、5点を決めて大会の得点王に輝きました。

クローゼ選手は「メンタルコーチのおかげで試合に集中できるようになった」と感謝の言葉を語りました。

37歳クローゼ、ドイツ代表復帰の可能性も? 「絶対ないとは言えない」-LEGENDS STADIUM 最新サッカーニュース・公式動画配信中

また他の選手もパーキングを使っていて、サッカー日本代表の細貝萌(ドイツ/レバークーゼン)選手は、試合中にミスを犯した後の気持ちの切り替えに「パーキング」を使っています。

細貝萌選手は繊細なタイプでミスをした後に心理的ショックを引きずってしまうのが課題でした。

いったいどうすれば気持ちをうまく切り替えられるのか悩みを抱えていた時に、スポーツ心理学者の先生に「ミスは頭の中の駐車場に一時停車しておいて、目の前のプレーに集中しよう。反省や修正は、試合が終わった後に好きなだけやればいい。」とパーキングを教わりました。

細貝萌選手はこれを辛抱強く実践して、見事に課題を克服。

ある試合で「自分のファールから失点し、とにかく1度駐めておこうと、パーキングを使いました。すぐには出てこなくて、失点して少し経ってから思い出しました。もう少し早めに、自然に使えれば、もっとうまく切り替えられた気もします」と語っています。

 

3.まとめ 

考えるべきでない時にいくら考えてもプラスには働きません。

今考えるべきでない思考やいらない感情は頭の中にいろいろな引き出しを作っておいて、必要ないときはそこにしまい込んでおくことが必要です。

プレー中の気持ちの切り替えや、私生活をプレーに持ち込まないための気持ちの切り替えにも使えるスキルなので機会があれば実践してみてください。

メンタルコーチ資格講座

メンタルコーチとして本業や副業で活躍したい!
「メンタルトレーニング」×「コーチング」でスキルと資格を取得して周りの⼤切な⼈や⾃分の可能性を広げるメンタルコーチになりませんか?

  • ◆MCA認定メンタルコーチトレーニング
  • ◆今⽉スタートクラス募集
    ※残り2名
メンタルコーチ資格講座は
こちら

体験メンタルコーチング

「メンタルトレーニング」×「コーチング」でアスリートの夢やなりたい⾃分を実現するためのサポートやメンタル⾯で課題、悩みがある選⼿の解決のサポートを⾏います!

  • ◆プロアスリート(⽇本代表選⼿、プロサッカー選⼿、プロバスケットボール選⼿、プロテニスプレーヤー、プロゴルファーetc)
  • ◆学⽣アスリート(⼩学⽣、中学⽣、⾼校⽣、⼤学⽣etc)
  • ◆セミプロアスリート
  • ◆アマチュアアスリート
  • ◆指導者etc

このような⽅々などが体験メンタルコーチングを受けられています!

体験メンタルコーチングは
こちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。