目次
1.ルーティンとは?
2.ルーティンをおこなうメリット
3.まとめ
1.ルーティンとは?
ルーティンという言葉はイチロー選手のバッターボックスに入った時の一連の動作やラグビー日本代表の五郎丸選手がキックをする際の独特なポーズを含めた一連の動作などで有名になり知っている人も多いと思います。
ルーティンとは決まっている特定の手順や習慣のこと。
ではなぜ一流のスポーツ選手はルーティンを持っているのでしょうか。
2.ルーティンをおこなうメリット
メリットは多くあるのですが、なぜルーティンを行うかの知らない人もいると思うのでメリットの1つを伝えていきたいと思います。
【処理資源不足理論】というものがあり、自分の意識を必要な情報に向ける容量には限界が存在します。
処理しようとする情報が多ければ多いほど難しくなっていきますが、何か特定の1つのことに意識を向けた時は他のいろんなことに意識を向けることは難しくなります。
例えば本を机の上に開いて置く時、机の広さによって開けられる本の数は限られ、本が増えれば増えるほどいろいろな本に意識を向けるのは大変になってきます。
競技をする際に過去の失敗の経験や自信のなさから失敗するんじゃないかと考えてしまったり、観客の視線や声援に意識が向いてしまう経験をしたことのある選手もいると思います。
このようなことに意識が向いてしまうと普段は自分のプレーに向けることができていた意識が他に取られることになります。
すると容量不足が起こって普段プレーに関する情報に向けていた分の意識が不足状態に陥り結果としてパフォーマンスの低下が起こります。
イチロー選手や五郎丸選手のように特定の行動をとることでそこに意識を向け、余計な情報をシャットアウトして今の自分のプレーをすることだけに集中出来る状態になります。
3.まとめ
ルーティンにはさまざまなメリットがありますがサッカーのPK、バスケットのフリースロー、テニスのサーブなどにも高い効果を発揮する重要な要素です。
様々な場面でルーティンは精神を整えてくれ力を発揮させてくれるので、自分なりのルーティンを作って競技に役立ててください。