武井壮のメンタルマネジメント術

目次

1.メンタルマネジメントの重要性

2.メンタルマネジメントの方法

3.まとめ   

 

1.メンタルマネジメントの重要性

十種競技で日本一になり、現在芸能界で活躍する武井壮さんですが、現役時代のメンタルマネジメント術は他の一流アスリートと比べてもトップレベルです。

そんな武井さんはこのように語っています。

「フィジカルのコンディションが悪いと不機嫌になりやすく、人への態度が悪くなります。逆に調子がいいと、人当たりがよくなるから自然と仕事もうまくいく。

だから自分が心地よい状態をつくることは、人とコミュニケーションを取る仕事において、ものすごく重要だと実感しています。

不機嫌は、相手と自分を両方傷つける諸刃の剣。

そんな武器は捨てて、不機嫌な自分にどうやって打ち勝つかが自分のテーマです。

陸上選手だった頃は、いい記録を出すことや、自分の勝利への欲望のためだけにコンディションを整えていた。

スポーツというのは、たくさんの人が見て、応援してくれて、初めて仕事になる。

自分のことしか考えていなかった僕が、十種競技で日本一になっても、誰にも知られず、人気がなかったのは当たり前。

あの頃の僕には応援される価値がなかったんです。

でも今は、たくさんの人が僕を見てプラスの気持ちになって応援してくれることで、僕の価値を高めてくれているんです。

武井壮を見て人が喜んでくれることや、僕自身が日々成長し続けていくためにコンディションを調整していけば、何かを目標にしなくても必ずどこかにたどりつく。」

日々自分の状態を作りベストコンディションでスポーツや生活に向き合っていくことが、競技でパフォーマンスを発揮することはもちろんですが、人との関わりにおいても自然と良い方向に導いてくれます。

 

2.メンタルマネジメントの方法

武井さんはアスリート時代に調子の波に左右されないコンディション調整法を、「環境」、「脳」、「身体」の状態から事細かに観察することで身につけました。

勝負に勝つために自分自身を理解しようと思い、いろいろなデータを測ったことがこの調整法の始まりで、「環境」によって自分の「メンタル」や「コンディション」が大きく変化していることがわかったといいます。

高校から大学3年まで6年間、毎日最低6回、「環境」によって自分の「メンタル」や「コンディション」の変化をデータとして記録し続けました。

その時とったデータはかなり細かいもので、体温(脇の下、肘、膝の裏、股関節、すべての手足の指の間など)、屋内外の気温と湿度、天気、着ている衣服の種類や素材、飲食物、睡眠時間、その時に自分が感じる調子、更に50m走のタイムを測定することで、100%のパフォーマンスをするには自分をどんな状態に持っていけばいいのか理解していったといいます。

また武井さんはこのようにも語っています。

「生まれ育った環境が影響しますから、1000人いれば1000通りの肉体がある。

誰にでも効くコンディショニングの方法はないので、自分で取ったデータが一番信頼できますし、それが自分の取扱説明書になる。

例えば僕が苦手なのは、湿気や低い気温です。

そういう環境に置かれた時は衣料品は綿に、皮膚の露出面積、食べ物などで調整することが、もはや自然とプログラミングされているんです。

スポーツには、何年もかけて積み重ねた努力が勝負の日の偶発的な環境要因によって台無しにされる、ギャンブル性がある。

僕はそんなことに振り回されるのは絶対に嫌だし、勝負の日に必ずベストのパフォーマンスをしたかった。

逆に言えば、ふだん自分のコンディションを把握せずに、試合で偶然ラッキーなシチュエーションでいい結果を出せたとしても、いつかは自分の力不足が露呈するだけ。

スポーツも人生も奇跡は当てにしていません。」

武井さんは偶然や奇跡に人生を左右されたくないという人生哲学を持っていて、スポーツだけでなく芸能界で活動する今でもこの調整法が役立っていると語っています。

メンタルマネジメントはスポーツだけでなく、仕事で目標のある人や、より良い人間関係の形成などにも必要な要素になってきます。

 

3.まとめ   

今回は武井壮さんのメンタルマネジメントについてみてきましたが、一流のトップアスリートなどトップレベルで活躍する選手にはそれなりの理由があります。

そういったトップアスリートの習慣を取り入れて、その中で自分に合っていないものは捨て、必要なものは残して成長していくことも大事になってきます。

また毎日ベストな自分の状態を作り、1日1日の成長スピードを上げていくことも目標を達成するために必要な要素と言えます。

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