本田圭佑に学ぶメンタル

目次

1.本田圭佑の育った環境

2.本田圭佑のメンタル

3.まとめ

 

1.本田圭佑の育った環境

本田圭佑はアスリート家系の出身であり、兄も元プロサッカー選手でかつてアルゼンチンでもプレーした経験があります。

また父方の祖父の弟はオリンピアンであり、家庭の経済的理由から日本体育大学を中退しましたが、トレーニングに励みハンドボールの国際大会にも出場しました。

ただ1964年の東京オリンピックでハンドボールが正式種目から外れると、カヌーに転向してオリンピック出場を果たしました。

その息子は、レスリングのフリースタイルで3大会連続オリンピック出場、全日本選手権は8度制したレスラーでもあります。

本田圭佑の兄弟は、両親の離婚に伴い、祖父の家で育てられました。

身近にオリンピックに出場するような選手が2人もいたことが、自分には出来ないというようなメンタルブロックを自然となくす要因でした。

ただそれだけでなくそこで学んだことが、今の本田圭佑を作る要素になっています。

 

2.本田圭佑のメンタル

祖父は本田圭佑のメンタルについて聞かれた時に、

「あなたは圭佑のメンタルが本当に強いと思う?オーストラリア戦(ワールドカップの出場権獲得を決めた)で、圭佑がPKを入れたでしょ。そうしたら僕のところにもあちこちから電話が来てね、あなたのように聞いてくるんだよ。『あのメンタルの強さはどこから来ているのか教えてほしい』と。僕はその度に、あいつは本当に強いのかなと疑問に思った。子供の頃から、負けず嫌いなところがあるのは間違いないんだけど、強いというより、強がっているという感じだね。実はものすごく臆病なんだよ。臆病だから、トレーニングも人一倍やらないと、怖いし不安になる。」

と語っています。

実は臆病な性格が人の何倍も努力や行動させる要因になっています。

また本田圭佑は「ビックマウス」としても有名ですが、ではなぜそのような発言を行うのでしょうか?

心理学ではこのような行動を「コミットメント」と言い、このように「コミットメント」することで自分自身の逃げ道をなくし、また「コミットメント」することが目標に近づけてくれ、大勢の前で発言することから周りの人に語ることもそれにあたります。

本田圭佑もイチローも夢や目標を周りの人に語ることの重要性を話していますが、自分の夢や目標を周りの人に話す人と話さない人では、確実に話す人の方が夢や目標に近づくことができ、一流の選手はそこが夢を実現する1つの要素だということを知っています。

イチローは引退記者会見の時に、「常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にはある」、「メジャーリーグで首位打者になってみたいと言った時も笑われた」と語っていて、何か夢や高い目標を語る時に笑う人や否定してくる人もいますが、そんなことは気にせずに話すことが大事です。

難しい人は、はじめは理解してくれる人から話してみるのもいいかもしれません。

また本田圭佑はノートを書くことでも知られており、小学校3年生の時に父方の祖父の弟(東京オリンピックカヌーオリンピック選手)から勧められてスタートしました。

その当時カヌー全日本チーム監督をしていた時期に本田圭佑が強くなるにはどうしたらいいのか質問したところ、ノートを持ってこさせてサッカー日誌と書き、これを継続するように教えました。

小学校3年生の時にこれが10冊続いたら代表クラスになれると言われ、高校卒業する頃には30冊にまでなっていたといいます。

ノートの内容はサッカーのことだけでなく、「就寝時間」、「起床時間」、「体重」、「脈拍」、「食事」、「排便の様子」、「練習内容の反省」などがあったそうです。

このノートなどをとり自分自身を観察することを心理学の分野では「セルフモニタリング」と呼ばれ、多くの一流アスリートも行っており、メンタルトレーニングのベースにもなります。

なぜセルフモニタリングが大事かと言うと、「自分自身を理解する」、「気づく」ことができます。

思考、感情、行動などを観察することで、自分の行動パターンがどのように試合や練習に出てくるのかを理解することが出来るようになりパフォーマンスを上げることに直結します。

 

3.まとめ

本田圭佑はメンタルが強いことで有名ですが、本人の性格や人間性、育った環境などの背景も影響して形成されています。

負けず嫌いという素質は持っていたものの、はじめから強かったわけでなく日々の積み重ねで培われた面が大きくあります。

本田圭佑だけでなく、どうすればメンタルが強くなるのかを考え、他の選手も含めどんなことをしているのかなどの背景を理解することも大事になってきます。

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